はじめに

MTGをプレイしている人が、「○回連続で土地を引いた」、やら「毎試合土地しか引かない~」などと呟いているのはよく見る光景ですが、デジタルのMTGをプレイしている人がそれらに加えて「ランダムになっていない」や「シャッフルがバグってる」「紙よりデジタルの方が事故る」と呟いているのもよく見かけます。

多くの人が均一化の事をランダムと勘違いしている事も含めて、(公式によるシャッフルのアルゴリズムは公開されていませんが)統計を含めたシャッフルの仕組みをまとめてみました。

 

記事参考:シャッフラーが壊れてる!なぜこんな具合の悪いシャッフルのシステムを使ってるの?

※MTGアリーナのBO1では特殊な初手の配り方をしているので注意。

ランダムとは

まず、ランダムとは、法則性(規則性)がなく、予測が不可能な状態の事です。無作為とも呼ばれます。

無作為とは、人が自分の意志で行わない、偶然の状態の事です。

MTGではシャッフルなどが必要な時、無作為の状態になる事が求められます。

均一化とは

よくランダムと勘違いされるのがこの均一化です。

均一化とは、どれも一様に同じく揃えることで、MTGでいくと、土地と呪文とクリーチャーがバランスよくバラバラになったような事故らない理想的な状態です。

もし意図してこの状態を作り出したならば、それはランダムではありません。

紙のMTGでは事故らないようにとシャッフル前に土地・呪文バランスが均一になるようにカードを混ぜてからシャッフルする人がいますが、その後に十分なシャッフル(無作為な状態になるまで)が必要となります。

十分なシャッフルとみなされない場合、違反となります。

 

わかりやすい例がありました。

これは乱数の話ですが、途中のグラフA、グラフBの図はとてもわかりやすいと思います。

通常、ランダムはどちらと言われればAの方を思い浮かべるが、Bが正しいというものです。

美しくバラバラになっているのはランダムではなく、偏りがある方がランダムと言えるという事です。

デジタルでのシャッフルは

MOやMTGアリーナでのシャッフルは、アルゴリズムに則ってプログラム(通称シャッフラー)がカードの順番をランダムに配置します。
MTGアリーナでのデータ統計を元にシャッフラーがちゃんと動作しているか確認しているブログ記事があります。

約26000回のゲームデータを元にしており、個人の実感よりは信頼できる結果であると思います。

気になる方は一読を。結論から言えば「問題ないように見える」です。

シャッフラーは正しい?

上記を元に考えると、土地を何枚連続で続こうが何回連続で土地事故になろうが、バグなどではなく正常なランダムの結果という事になります。偏りがある方が、ランダムが機能している証明とも捉えられます。

数回、十数回連続程度ではサンプル数としては残念ながら足りていません。

紙に比べてデジタルだと事故りやすい・偏りが多いように感じてしまうのは、前述した通り人間がシャッフルをすると無意識に事故らないようにデッキと土地を混ぜる際に均一化するようにしたり、シャッフルが甘かったりするだけで無作為の状態になっていないからです。

 

しかしながら、デジタルには「バグ」があります。

1枚しかないカードをライブラリーの下に送ったのに次のドローで引いたり、起動型能力でのシャッフルが有効化されていなかったバグの例は過去に何度も起こっています(まだ修正されていないものも:参考サイト)。

デジタルだからといって全て正しいわけではありません。

なので、ランダムと均一化の違いを理解した上でやはりシャッフルが機能していないと感じる方は、公式の方にバグ報告をお願いします。

 

※公式フォーラムのシャッフルについてのスレッド。正当性について盛り上がっています。ちなみに、フォーラムの管理人はシャッフラーの正当性を信じていると回答しています。

20191/17追記:

フォーラム管理人からの声明が。

簡単にまとめるとシャッフラーに問題はないよとの事。

また、シャッフルのアルゴリズムについても回答しています。

 

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