肌のハリがなくなるのは仕方がないことだと思いませんか?
年齢とともに肌のハリがなくなってきたと感じても、対策をとるのととらないのでは雲泥の差です。
肌の弾力が失われる理由を知り、少しでも長く健康で美しい肌を維持できるよう頑張りましょう。
まず、弾力性が失われる原因としては、もちろん加齢による肌細胞の衰えが挙げられます。
肌の水分を確保する力が弱まることで、ハリは徐々に失われていきます。
また、夜更かしも健康な肌の大敵です。
たっぷりと睡眠をとることは、疲労回復によいだけではありません。
寝ている間に栄養が全身に運ばれ、翌朝元気に目覚めるために大切なことなのです。
肌細胞まで栄養が行き渡らないと、疲れが顕著に現れます。
睡眠不足の翌日は、1日中疲れが残っているため、毎日のペースを守れなくなります。
タイミング悪く昼寝をしてしまい、夜なかなか寝付けないイタチごっこになってしまうこともあるので要注意です。
健康的な生活習慣で日々を過ごすことが、何よりの美肌対策になります。
そのためには、食習慣の改善も必要です。
栄養が偏った食事をしていると、いくらスキンケアなどでカバーしても、ハリのある肌を保つことはできません。
見落としがちな体の内側からの健康づくりへの取り組みがポイントになります。
乾燥や冷え性に代表される肌ストレスに加え、内面的なストレスも肌のハリに影響します。
自分自身で上手にストレスを解消する方法を実践することも、美肌のために注目したいポイントです。
ハリのある肌って、どんな感じ?
化粧品のCMに出てくる女優さんの肌は一目瞭然ですが、実際に自分の肌がハリがあるかどうかを知っている人はどれくらいいるでしょうか?
ハリがある肌とは、跳ね返す力がある肌と言い換えることができます。
膨らんだ風船に細かいシワができるのと同じで、弾力がなくなって弛んでしまった風船のようなものです。
空気をたっぷり含んだ風船のように、過不足なく跳ね返す力を持った肌は、ハリがあると言えます。
また、肌が乾燥していない、みずみずしい状態であることも重要です。
デパートの化粧品売り場では、機械を使って肌のハリをチェックするところもありますが、自分でチェックすることも可能です。
肌の弾力をチェックするには、鏡を見ながら親指を耳の付け根のくぼみに当て、両手で頬を覆います。
両手で頬の皮膚を外側に引っ張り、目の周りにシワがあれば、皮膚のハリが失われている証拠です。
また、ハリをチェックしたときと同じように、両手を頬に当ててから、少し手を離してみるのも、うるおいをチェックする方法のひとつです。
手のひらに皮膚がくっつくような感覚があれば、皮膚は潤っています。
逆に、すぐに手のひらから皮膚が離れるようであれば、乾燥しており、保湿されていない状態です。
また、肌の弾力をチェックする手法として、手の甲を使う方法があります。
手の甲の皮膚をつまんでみて、すぐにつまんで引っ張れるようであれば、皮膚の弾力はなくなっていると考えてよいでしょう。
このように、さまざまな方法で肌に弾力があるかないかを見極めることができるのです。
自分の肌を調べ、理解した上で、早めの対策を心がけましょう。